Samba 3.0で日本語を利用できるようにしたパッケージ集
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				2004/4/12 小田切耕司 <odagiri at samba.gr.jp>
					  
機種依存文字などの日本語をSamba3.0で利用するにはsmb.confに
以下の設定が必要です。

<MIRACLE LINUXやRed Hat9以前の場合>
[global]
	dos charset = CP932
	unix charset = EUCJP-MS
	display charset = EUCJP-MS

<Fedraの場合>
[global]
	dos charset = CP932
	unix charset = UTF-8
	display charset = UTF-8

CP932やEUCJP-MSを利用するにはglibcもしくはlibiconvに修正を加える必要があり、
Samba 3.0のRPMにはglibc版とlibiconv版の2つが存在します。

◎glibc版
glibcにCP932対応の修正が必要となります。
http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/software/glibc/
○長所
samba.orgにあるオリジナルSamba 3.0のRPMがそのまま利用できます。
●短所
LinuxディストリビューションのglibcのUPDATEを適用すると
修正が無効化されSamba3.0で日本語を利用すると問題が発生します。

◎libiconv版
libiconvにCP932対応の修正が必要となります。
http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/software/libiconv-patch.html
○長所
LinuxディストリビューションのglibcのUPDATEを適用しても
Samba3.0に影響しません。
●短所
samba.orgにあるオリジナルSamba 3.0のRPMは利用できず、libiconvを利用するように
Samba3.0をconfigureし直す必要があります。